健康サポート薬局研修 詳細

1. 研修の対象

本研修受講時点で薬局の薬剤師としての実務経験が1年以上ある方が対象です。

2. 研修の種類

  • ①知識習得型研修(e-ラーニング)+ 総合テスト
  • ②技能習得型研修(集合研修)

3. 研修項目

①知識習得型研修

  • 地域住民の健康維持・増進
  • 薬事関係法規・要指導医薬品等概説
  • 健康食品・食品
  • 禁煙支援
  • 認知症対策
  • 感染症対策
  • 衛生用品、介護用品等
  • 薬物乱用防止
  • 公衆衛生
  • 地域包括ケアシステムにおける先駆的な取り組み事例
  • コミュニケーション力の向上

②技能習得型研修

  • 健康サポート薬局の基本理念
  • 地域包括ケアシステムにおける多職種連携と薬剤師の対応
  • 薬局利用者の状態把握と対応

4. 学ぶべき事項・到達目標・研修時間

5. 研修のながれ

受講申し込み

・受講申し込み(受講料申し込み後に、ID・PWを発行します)

研修の受講

・集合研修+eラーニング+総合テストを受講

・集合研修終了後に経歴書を提出する

審査

・研修終了の翌月に健康サポート薬局研修運営委員会にて審査

・原則 第3木曜日に開催

研修修了証/研修受講証明書の発行

・実務経験5年以上:修了証/実務経験5年未満:受講証明書(マイページより各自でダウンロード)

・研修終了後の翌月末日に発行可能

6. 費用について

研修の受講料は、薬局共創未来会員の方は12,000円(消費税込)、一般の方は15,000円(消費税込)です。この受講料には、知識習得型研修(e-ラーニング)の受講料、技能習得型研修(集合研修会)の受講料、研修修了証発行に係る費用を含みます。

7. 研修修了証について

発行要件

以下1、2のすべてに該当する方に研修修了証を発行します。

  1. すべての技能習得型研修及び知識習得型研修を修了した者
  2. 薬局において、薬剤師として5年以上の実務経験がある者※

※当機構では修了証発行にあたり、実務経験は、週当たりの勤務時間数が20時間以上であった期間を通算するものとします。また、修了証は実務経験5年以上の方に発行します。実務経験5年未満の方は研修受講証明書を発行します。

研修修了証の有効期限

  1. 研修修了証の有効期限は発行日から6年間です。
  2. 研修修了薬剤師の修了証の有効期限が切れた場合には、健康サポート薬局の届出を取り下げる必要がありますのでご留意ください。
  3. 有効期限の2年前から有効期限の間に健康サポート薬局更新研修(技能習得型研修の「地域包括ケアシステムにおける多職種連携と薬剤師の対応」)を受講されますと、修了証を更新することができます。
  4. 期限内に更新を行なわない場合、改めて、すべて(32時間10分)の研修を再履修し、修了証を取得しなおす必要があります。

修了の取り消しについて

以下の場合は、研修修了が取り消しとなります。

  1. 虚偽の内容にもとづき申請を行った者
  2. 薬剤師の資格を失った者
  3. 薬事に関し犯罪または不正の行為があった者
  4. 上記の他薬剤師として著しく不適正な行為があった者

研修修了を取り消そうとするときは、あらかじめ当該者にその旨を通知します。求めがあった場合には意見を聴く機会を設けます。

8. 実務経験が5年経過した場合

薬局での実務経験が5年を経過した場合、修了証の発行が可能となります。
修了証の発行を求める際は、下記の必要書類をご記入いただき、下記アドレスまでメール添付でお送りください。

提出書類

  1. 経歴書(PDF)
  2. 課題

提出先:info@pfpd.or.jp

9. 都道府県を跨ぐ移動および氏名の変更について

「都道府県を跨ぐ移動があった場合」や「氏名の変更があった場合」は 修了証(or 受講証明書)の訂正が必要になります。訂正・再発行を求める際は、下記の必要書類をご記入いただき、下記アドレスまでメール添付でお送りください。

※都道府県をまたぐ転勤に際しては、所定の課題を提出(必須)していただいておりますが、異動先の都道府県の「地域包括ケアシステムにおける多職種連携と薬剤師の対応」の集合研修の受講は、その地域包括ケアシステムを理解するうえで大変有用です。つきましてはその受講をお勧めいたします。(無料)

受講を希望される場合は、 info@pfpd.or.jp にご連絡ください。

提出書類

  1. 転居情報等連絡票
  2. 経歴書(PDFで提出)
  3. 課題(PDFで提出)

提出先:info@pfpd.or.jp