認定試験の内容・実施日程・受験資格・申し込み方法は?
認定試験実施方法
日時:毎年7月(原則として、4月より申し込みを開始致します。)
場所:事前に案内する場所
筆記試験:選択問題(知識確認問題)
記述問題(症例提案)
小論文(高齢者に対する薬物治療に関するテーマについて各自の考えを述べるもの。)
認定薬剤師のための認定試験実施要綱はこちらから
認定試験の内容および出題範囲
選択問題(知識確認問題)・・・各種ガイドラン及び公認テキストに沿った内容。
出題範囲:Mobile Seminar で講義する内容および確認試験、またその応用問題。
記述問題(症例提案)・・・試験当日示される症例について医師への処方提案を作成する。
出題範囲:症例検討ワークショップで扱う疾患。
合格基準
選択問題(50点満点) : 35問の正解(70%の正解率)
記述試験(50点満点) : 35点(70%の得点率)
小 論 文(100点満点) : 80点(80%の得点率)
※ 合計点数で判定するのではなく、選択問題、記述問題、小論文のそれぞれの基準を全て満たした場合に合格とします。
認定試験のお申込み
ホームページ上で3か月前よりお申し込みを開始いたします。
告知と共に申込受付を開始し、受付期間は3か月間となりますのでお間違えの無いようお気を付け下さい。
認定試験受験の資格要件
(1) 症例検討WSへの参加、(2) 処方提案レポートおよび活動報告書の提出に関しては、認定試験の当日までに完了していれば要件を満たしていることとします。
※ 認定試験にお申込みいただいた後に、認定試験直前に開催される症例検討WSにお申込みされた場合も対象となります。
(1) 症例検討WSへの参加
初回集合研修参加日から2年間(1年以上経過していること、また、事情がある場合は3年間、特別の事情がある場合には最長4年間)の間に研修を受講していること。
専門認定薬剤師は、認定薬剤師となった後、連続した2年の研修期間の間に要件となる研修を全て受講し、受験することが出来ます。
① 症例検討WS(認定薬剤師・専門認定薬剤師それぞれ指定されるワークショップ)
② Webラーニングによる自己学習(研修期間以前に受講した方も再受講し、手帳に学んだ内容を記載すること)
(2) 処方提案レポートおよび活動報告書の提出
処方提案症例レポートおよび活動報告書を規定の基準に従い提出を終えていること。
① 高齢者薬物治療認定薬剤師:処方提案症例レポート(3 報/年)
② 専門認定薬剤師:処方提案症例レポート(2 報/年)活動報告書(1 報/年)
※ 提出を終えていることを認定試験の受験要件としています。
内容が基準に満たない場合は、後日、評価コメントに基づき再提出して頂くことがあります。
認定試験を、諸事情により2年経過後受験出来ない場合、また不合格となった場合は、開始から最長3年以内を研修期限延長期間として認め、その間は3報/年の処方提案症例レポートを提出して頂きます。(出産等の特別の事情がある場合には最長4年)
(3) CPC認証機構または学会が認める認定薬剤師であること。
高齢者薬物治療認定薬剤師制度では、高齢者に対する薬物治療に特化して必要な知識・スキルを獲得し、実践することを目指しています。
「高齢化社会における不適切処方をマネジメントできる高い臨床能力を持つ薬剤師」として、研修開始から認定を受けた後も継続して、実践の場での活動を通して獲得した知識・スキルの維持・向上を目指す制度となります。
そのため、この研修プログラムでは、ジェネラリストとしての基本的な知識・スキルを継続学習により既に習得していることを前提条件としています。
該当する認定制度
・CPC認証研修制度(CPCのホームページからご確認下さい)
※ 当機構のG18研修認定薬剤師も該当します
・各学会が定める認定制度(各学会のホームページからご確認下さい)
その他
認定薬剤師の認定試験を、諸事情により2年経過後受験出来ない場合、また不合格となった場合は、開始から最長3年以内を研修期限延長期間として認め、その間は3報/年の処方提案症例レポートを提出して頂きます。(出産等の特別の事情がある場合には最長4年)
専門認定薬剤師は、認定薬剤師となった後、連続した2年の研修期間の間に要件となる研修を全て受講し、受験することが出来ます。
認定薬剤師となった日から、すぐに専門認定薬剤師の研修を始める必要はありませんので、ご自身のペースに合わせて認定試験を受けようと思う年度から1年以上前前に余裕をもって研修を開始して下さい。