2020年2月9日(日)
2019年度の定例セミナーは精神疾患をテーマに5回シリーズで開催いたします。
第5回は『ADHD(注意欠如・多動症)』を取り上げます。
ADHDは、不注意、多動性、衝動性の3症状を主な特徴とする疾患で、
18歳以下で約5%存在すると報告されています。
これら3つの特徴は同時に全て現れるわけではなく、患者によってさまざまな形で現れ、
日常生活に悪影響を及ぼすことがあります。
ADHDの治療はADHDの症状を完全になくすことが目標ではありません。
患者がADHDと上手に向き合って、落ち着いた生活を送れるようにすることを目指します。
私たち薬剤師の立場からADHDの患者をサポートし、
地域医療に貢献してゆくために何ができるのかを、ともに学んで行きましょう。
□ 講演内容
演題1 「病態から治療まで」
岡田 俊 先生 名古屋大学医学部附属病院 親と子どもの心療科
演題2 「薬物療法と薬学的管理の実際」
高山 恵子 先生 えじそんくらぶ
□ 単位認定
CPC認証 G18 研修認定薬剤師制度
単位認定シール 2単位交付