2019年9月8日(日)
2019年度の定例セミナーは精神疾患をテーマに5回シリーズで開催いたします。
第3回は『双極性障害』を取り上げます。
双極性障害はかつて「躁うつ病」とも呼ばれていたため「うつ病」の一種と誤解されがちですが、
それぞれ異なる疾患で治療法も異なります。
うつ状態に加え、対極的な躁状態を繰り返す慢性疾患で、うつ状態では肉体的な死のリスクを、
躁状態では家庭や仕事などの社会的生命に対するリスクを抱えた疾患といえましょう。
国内にも数十万の患者がいると見られていますが、疫学的調査が必ずしも十分でなく、
さらに多くの患者がいるのではないかとも考えられています。
私たち薬剤師の立場から双極性障害の患者をサポートし、
地域医療に貢献してゆくために何ができるのかを、ともに学んで行きましょう。
□ 講演内容
演題1 「病態から治療まで」
渡部 芳徳 先生 医療法人社団慈泉会市ヶ谷ひもろぎクリニック
演題2 「薬物療法と薬学的管理の実際」
吉尾 隆 先生 東邦大学薬学部臨床薬学研究室
□ 単位認定
CPC認証 G18 研修認定薬剤師制度
単位認定シール 2単位交付